地震情報(震度速報)パラメータ(バージョン1)¶
パラメータ一覧表¶
No | 項目名 | <固有名称>key名 | 設定値 | 意味 | データ定義元 | ユニーク | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
|
XML電文ID | xmlid | 【YYYYMMDDHHmmSS】-【XML電文データハッシュ値】 | 気象庁XML電文ごとに割り振るユニークID | アプリケーション独自定義 | YYYYMMDDHHmmSS値は電文発信時刻(send_datetime値(UTC))で算出。
XML電文データは、気象庁から配信されるデータ内の気象バイナリデータ本文(XMLのgzip圧縮データ)を指す。
|
|
|
データ種類コード | typecode | "VXSE51"固定 | 気象庁XML電文データ種類コード | 気象庁 | VXSE51は地震情報(震度速報)を示す。 | |
|
運用種別 | controlstatus | "通常", "訓練", "試験" | 発表された地震情報(震度速報)の運用種別 | 気象庁 | ||
|
運用種別コード | controlstatuscode | "0", "1", "2" | 運用種別をコード化した情報 | アプリケーション独自定義 | 複合キー | 0 - 通常
1 - 訓練
2 - 試験
「7:地震識別番号」と「13:地域コード」との組み合わせで一意なレコードとなる。
|
|
発表形態 | infotype | "発表", "訂正", "取消" | 発表形態 | 気象庁 | ||
|
発表形態コード | infotypecode | "1", "2", "3" | 発表形態をコード化した情報 | アプリケーション独自定義 | 1 - 発表
2 - 訂正
3 - 取消
|
|
|
地震識別番号 | eventid | XML電文記載値 | 本情報の地震識別番号 | 気象庁 | 複合キー | 「4:運用種別コード」と「13:地域コード」との組み合わせで一意なレコードとなる。 |
|
発表番号 | serial | XML電文記載値 | 情報の発表番号 | 気象庁 | ||
|
標題 | title | XML電文記載値 | 標題 | 気象庁 | ||
|
見出し文 | headline | XML電文記載値 | 見出し文 | 気象庁 | ||
|
都道府県コード | prefcode | XML電文記載値 | 地震情報(震度速報)発表対象の都道府県コード | 気象庁 | コード定義は パラメータ詳細 を参照 | |
|
都道府県名称 | prefname | XML電文記載値 | 地震情報(震度速報)発表対象の都道府県名称 | 気象庁 | 名称定義は パラメータ詳細 を参照 | |
|
地域コード | areacode | XML電文記載値 | 地震情報(震度速報)発表対象の地域コード | 気象庁 | 複合キー | コード定義は パラメータ詳細 を参照
「4:運用種別コード」と「7:地震識別番号」との組み合わせで一意なレコードとなる。
|
|
地域名称 | areaname | XML電文記載値 | 地震情報(震度速報)発表対象の地域名称 | 気象庁 | 名称定義は パラメータ詳細 を参照 | |
|
最大震度 | maxint | "3", "4", "5-", "5+", "6-", "6+", "7" | 地震情報(震度速報)発表対象の地域の最大震度情報。 | 気象庁 | ||
|
テキスト要素 | additionalinfo | XML電文記載値 | 追加情報 | 気象庁 | ||
|
固定付加文 | forecastcomment | XML電文記載値 | 付加情報:固定付加文 | 気象庁 | ||
|
自由付加文 | freeformcomment | XML電文記載値 | 付加情報:自由付加文 | 気象庁 | ||
|
発信時刻 | send_datetime | ISO8601形式
(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:SSZ(UTC表記))
|
発信時刻 | 気象庁 | ||
|
発表時刻 | report_datetime | ISO8601形式
(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:00+09:00(JST表記))
|
発表時刻 | 気象庁 | 時刻は分単位で刻み、秒は常に00が設定 | |
|
編集官署名 | editorial_office | XML電文記載値 | 実際に発表作業を行った官署名 | 気象庁 | ||
|
発表官署名 | publishing_office | XML電文記載値 | 業務的に発表した官署名 | 気象庁 | ||
|
発信官署コード | officecode | XML電文記載値 | 発信官署コード | 気象庁 |
パラメータ詳細¶
説明 気象庁XML電文ごとのユニークな値を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁のXML電文の発信時刻(send_datetime値)とXML電文のハッシュ値(SHA256)を利用し、【YYYYMMDDHHmmSS】+ 【XML電文ハッシュ値】を設定。 備考 XML電文の発信時刻(send_datetime値)はUTC表記。同一XML電文で登録された情報を取得する際などの利用を想定。
説明 XML電文のデータ種類コードを設定。 情報定義元 気象庁通知電文ヘッダ: XML電文のデータ種類コード値部 設定値 地震情報(震度速報)では、「VXSE51」固定。 備考
説明 発表された地震情報(震度速報)の運用種別を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Control><Status>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「通常」、「訓練」、「試験」のいずれかが設定。備考 通常報について- 地震発生を観測した場合に発表する地震情報(震度速報)が元の情報の場合、controlstatusを「通常」で設定します。訓練報について- 気象庁が不定期で訓練報を通知することがあり、この場合controlstatusを「訓練」で設定します。- 訓練報の扱いは、利用者毎の定義となります。試験報について- 気象庁が不定期で試験報を通知することがあり、この場合controlstatusを「試験」で設定します。- 上述以外に、端末設置時などで地震情報の受信が行えるかの試験を行う場合、controlstatusを「試験」で設定することがあります。- 試験報の扱いは、利用者毎の定義となります。
説明 controlstatusをコード化した文字列を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 controlstatus値により下表の条件で設定。 備考
運用種別: controlstatus 運用種別コード: controlstatuscode 通常 0 訓練 1 試験 2
説明 情報形態を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Head><InfoType>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。“発表”、“訂正”、“取消”のいずれかが設定。備考 ”訂正”は現在気象庁で運用していないため、設定されない。(定義のみ)
説明 infotypeをコード化した文字列を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 infotype値により下表の条件で設定。 備考
情報形態: infotype 情報形態コード: infotypecode 発表 1 訂正 2 取消 3
説明 地震情報(震度速報)の地震を識別するための番号を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Head><EventID>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 地震識別番号は、特定の地震を識別するために気象庁のシステムが割り振る14桁の半角数字表記の番号。
説明 情報の発表番号を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Head><Serial>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 地震情報(震度速報)発表時には通常、空タグが設定されるため空文字を設定。
説明 本情報の具体的な内容を示す値を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Head><Title>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 見出しの内容を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Head><Headline><Text>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 地震情報(震度速報)発表対象の都道府県コードを設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Body><Intensity><Observation><Pref><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』内の、「地震火山関連コード表.xls」の地震情報/都道府県等コード表シート(23)の定義を参照。
説明 地震情報(震度速報)発表対象の都道府県名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Body><Intensity><Observation><Pref><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』内の、「地震火山関連コード表.xls」の地震情報/都道府県等コード表シート(23)の定義を参照。
説明 地震情報(震度速報)発表対象の地域コードを設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Body><Intensity><Observation><Pref><Area><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』内の、「地震火山関連コード表.xls」の地震情報/細分区域コード表シート(24)、「AreaForecastLocalE」列の定義を参照。
説明 地震情報(震度速報)発表対象の地域名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Body><Intensity><Observation><Pref><Area><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』内の、「地震火山関連コード表.xls」の地震情報/細分区域コード表シート(24)、「AreaForecastLocalE」列の定義を参照。
説明 地震情報(震度速報)発表対象の地域における、最大観測震度を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Body><Intensity><Observation><Pref><Area><City><MaxInt>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 追加情報を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Body><Text>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 付加情報の固定付加文を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Body><Comments><ForecastComment><Text><Report>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 付加情報の自由付加文を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Body><Comments><FreeFormComment>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 気象庁システムからの発信時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Control><DateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 UTC表記のDateTime型
説明 発表官署が地震情報(震度速報)を発表した時刻を設定 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Head><ReportDateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型時刻は分単位で、秒は常に"00"
説明 実際に発表作業を行った官署名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Control><EditorialOffice>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 業務的に発表した官署名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(地震情報)内:<Report><Control><PublishingOffice>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 電文の発信を行った官署コード値を設定。 情報定義元 気象庁通知電文ヘッダ: 発信官署コード値部 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。設定されるコード値とそれに対応する官署名を下表に示す。備考
発信官署コード(英字発信官署名) 気象官署名RJTD 気象庁本庁 JPOS 大阪管区気象台
注意事項¶
地震識別番号について
地震識別番号はある特定の地震を識別するために気象庁が割り当てる番号であり、いったん割り当てられた地震識別番号は、その後の関連する電文の配信に際して一貫して利用されます。 このため、地震情報(震度速報)に含まれる地震識別番号をキーとして、地震情報(震源・震度に関する情報など)や津波情報などを取得することが基本的には可能となりますが、 システム障害発生などにより発信官署が異なる場合や、複数地震が連続して発生した場合などには、同一地震であっても地震識別番号が一貫しない場合があります。
発表形態:取消の電文の取り扱いについて
気象庁発表の地震情報(震度速報)の発表形態が取消であった場合、対象の地震識別番号で登録済みのレコードを発表形態(infotype/infotypecode)=取消として更新します。 取消の電文の場合、電文には<Intensity>タグが設定されていないため、以下の条件で各パラメータを更新します。 ・取消電文に設定されている内容を元に更新するパラメータ xmlid, typecode, controlstatus, controlstatuscode, infotype, infotypecode, title, headline, eventid, serial, additionalinfo, send_datetime, report_datetime, target_datetime, editorial_office, publishing_office, officecode ・最新レコードから変更しないパラメータ prefcode, prefname, areacode, areaname, maxint ・空文字を設定するパラメータ forecastcomment, freeformcomment
REST APIで取得できるデータ例(JSON)¶
"code" : "200", // REST API実行結果コード "message" : "success.", // REST API実行結果メッセージ "datalist" : [ // REST API取得データ(配列) { "id" : "918344", // システムで採番されたユニークID "datatypename" : "jmaearthquake_flash", // データタイプ名(地震情報(震度速報)=jmaearthquake_flash) "dataversion" : 1, // データバージョン "create_date" : "2015-09-02T11:51:39.665304+09:00", // システム登録日時 "update_date" : "2015-09-02T11:51:39.665304+09:00", // システム更新日時 "expire_date" : "", // 保存期限日時 // 以下、データタイプ固有パラメータ "xmlid" : "20150828144758-f15f8f5bbffd508b9f4244e4edb72bea49dcb896ecb05b9c5efd40ec4a26a8b7", // XMLID "typecode" : "VXSE51", // データ種類コード "controlstatuscode" : "0", // 運用種別コード "controlstatus" : "通常", // 運用種別 "infotypecode" : "1", // 発表形態コード "infotype" : "発表", // 発表形態 "eventid" : "20150828234628", // 地震識別番号 "serial" : "", // 発表番号 "title"" : "震度速報", // 標題 "headline" : "28日23時46分ころ、地震による強い揺れを感じました。震度3以上が観測された地域をお知らせします。", // 見出し文 "prefcode" : "08", // 都道府県コード "prefname" : "茨城県", // 都道府県名称 "areacode" : "300", // 地域コード "areaname" : "茨城県北部", // 地域名称 "maxint" : "3", // 最大震度 "additionalinfo" : "", // テキスト要素 "forecastcomment" : "今後の情報に注意してください。",// 固定付加文 "freeformcomment" : "", // 自由付加文 "send_datetime" : "2015-08-28T14:47:58Z", // 発信時刻 "report_datetime" : "2015-08-28T23:47:00+09:00", // 発表時刻 "editorial_office" : "気象庁本庁", // 編集官署名 "publishing_office" : "気象庁", // 発表官署名 "officecode" : "RJTD" // 発信官署コード } ]