データタイプ移行ガイド


「Lアラート(公共情報コモンズ)(データタイプ:publiccommons1)」から「Lアラート(XMLバージョン2対応版)(データタイプ: lalert2)」への移行

  • 本サービスにてご提供中の「Lアラート(公共情報コモンズ)(データタイプ:publiccommons1)」はLアラートの古いXMLバージョンである1系に対応したデータ配信をしております。
  • XMLバージョン1系では「避難情報」カテゴリにおける一部の情報が配信されない場合があるため、XMLバージョン2.1を利用するようマルチメディア振興センター様より対応依頼が出ております。
  • 本サービスにおきましては、XMLバージョン2.1に対応したデータタイプである「Lアラート(XMLバージョン2対応版)(データタイプ:lalert2)」をご提供中でございます。
  • 「Lアラート(公共情報コモンズ) (データタイプ:publiccommons1)」をご利用中のお客様は、お客様の受信プログラムを新しい配信データに対応するよう改修いただき、移行いただくようお願いいたします。
  • 以下、EqCare Type-Gにてご提供中の「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」への移行についてご案内いたします。

マルチメディア振興センター様にてLアラートのXMLバージョン1系が配信終了となった場合の本サービスの対応について

  • マルチメディア振興センター様にてLアラートのXMLバージョン1系が配信終了となった場合、本サービスでは、「Lアラート(公共情報コモンズ) (データタイプ:publiccommons1)」の提供を終了する予定です。
    • ※2025年2月現在、マルチメディア振興センター様からXMLバージョン1系の配信終了に関するアナウンスは出ておりません。

「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」のお申込みと費用について

  • 現在、「Lアラート(公共情報コモンズ)」または公共情報パックをご利用中のお客様は追加の費用は発生いたしません。
  • 別途お申込みが必要なため、弊社営業担当または EqCareに関するお問合せ のwebフォームよりお申し込みください。
    • ※自動でデータタイプを追加することは行いません。
    • ※本サービスには本番系システムと開発系システムがございますが、開発系システムのみ先行配信するよう設定することも可能でございます。

「Lアラート(公共情報コモンズ)」と「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」の仕様上の主な差異について

データタイプ

  • 「Lアラート(公共情報コモンズ)」と「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」のデータタイプ名は以下の通りです。
データタイプ データタイプ名 備考
Lアラート(公共情報コモンズ) publiccommons1 XMLバージョン1系に対応
Lアラート(XMLバージョン2対応版) lalert2 XMLバージョン2系に対応

カテゴリの追加

  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、「Lアラート(公共情報コモンズ)」の対応カテゴリに加え、「一時滞在施設情報」、「停電発生状況」、「水位周知河川」を含む以下のカテゴリに対応しております。
    • AntidisasterHeadquarter - 災害対策本部設置状況
    • EvacuationOrder - 避難情報
    • Shelter - 避難所情報
    • DamageInformation - 被害情報
    • GeneralInformation - お知らせ
    • Event - イベント情報
    • TemporaryStayFacilities - 一時滞在施設情報 ※「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」のみ対応
    • PowerFailure - 停電発生状況 ※「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」のみ対応
    • FamiliariseRiver - 水位周知河川 ※「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」のみ対応

「避難情報」カテゴリの警戒レベルに対応

  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、2019年3月に内閣府で制定された「避難勧告等に関するガイドライン」における「避難情報」カテゴリの警戒レベルに対応しております。
  • ※「Lアラート(公共情報コモンズ)」では、Lアラートの仕様及び処理の制約により情報発信側のシステムがXMLバージョン2.1で発信し、発令区分に「緊急安全確保」を設定した場合、該当する地区の情報が配信されません。詳細は以下をご参照ください。

情報の取消と無効化に対応

  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、情報の取消と無効化に対応しております。
    • 情報が取消または無効化された場合、該当する情報の公開を終了してください。
  • パラメータの追加
    • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、以下のパラメータを追加しております。
      • invalid_desc(取消、無効化された場合の説明文)
      • invalid_datetime(取消、無効化された日時)
      • invalid_type_code(取消・無効種別コード)
  • 取消、無効化時のパラメータ設定について
    • 情報が取消または無効化された場合、以下のパラメータに空文字列を設定します。
      • subject(タイトル)
      • info_summary(本文)
      • info_detail(詳細)
      • info_complement(補足情報)
      • incident_desc(事象に関する説明)
    • invalid_type_code(取消・無効種別コード)に取消の場合は"1"を、無効化の場合は"2"を設定します。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。

info_detail(詳細)パラメータの値の形式変更

  • 「Lアラート(公共情報コモンズ)」では、カテゴリにより値の形式がStringまたは「JSONとしてデシリアライズ可能なString」でした。
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、カテゴリを問わずすべてHash型とし、通常のJSONデータとしてデシリアイズ可能です。

作成部署情報と発表部署情報パラメータの追加

  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、editorial_office(作成部署情報)とpublishing_office(発表部署情報)パラメータをHash形式で追加しております。
  • editorial_office(作成部署情報)とpublishing_office(発表部署情報)のHashに格納される各パラメータは共通です。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。

各カテゴリのinfo_detail(詳細)パラメータの主な変更点

災害対策本部設置状況 (AntidisasterHeadquarter)
  • 「Lアラート(公共情報コモンズ)」では以下の各パラメータをArrayに格納してましたが一度しか出現しないため、「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」においてはHashであるinfo_detail(詳細)パラメータの直下の階層に移動しています。
    • type(本部種別)
    • status(設置状況)
    • datetime(設置・解散日時)
    • name(本部名称)
  • その他、パラメータの追加変更等はありません。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。
避難情報 (EvacuationOrder)
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、地理情報ファイル(=地図ファイル)関連パラメータを将来のための予約パラメータとして追加しております。
    • ※地理情報ファイルの配信については現在未対応です。
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、valuesパラメータに格納する情報を地区単位から発令区分単位に変更しております。
    • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、対象となる地区情報は発令区分単位の情報内に格納されます。
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、警戒レベル関連のパラメータを追加しております。
    • alert_level(警戒レベル)パラメータを追加しております。警戒レベル2以下の場合は空文字列が設定されます。
    • それに伴い、alert_level_code(警戒レベルコード)を追加しております。これはalert_levelをコード表現したものです。
  • その他、各種パラメータを追加しております。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。
避難所情報 (Shelter)
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、各種パラメータを追加しております。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。
被害情報 (DamageInformation)
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、各種パラメータを追加しております。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。
お知らせ (GeneralInformation)
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、値の形式をStringからHashへ変更し、それに伴い、各種パラメータを追加しております。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。
イベント情報 (Event)
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」では、値の形式をStringからHashへ変更し、それに伴い、各種パラメータを追加しております。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。
一時滞在施設情報 (TemporaryStayFacilities)
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」で新規に対応したカテゴリです。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。
停電発生状況 (PowerFailure)
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」で新規に対応したカテゴリです。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。
水位周知河川 (FamiliariseRiver)
  • 「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」で新規に対応したカテゴリです。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。

「J-ALERT(LアラートXMLバージョン1対応版)(データタイプ: jalert1)」から「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)(データタイプ: jalert2)」への移行

  • 本サービスにてご提供中のデータタイプ「J-ALERT(LアラートXMLバージョン1対応版)(データタイプ: jalert1)」はLアラートの古いXMLバージョンである1系に対応したデータ配信をしております。
  • XMLバージョン1系では一部の情報が配信されない場合があるため、XMLバージョン2.1を利用するようマルチメディア振興センター様より対応依頼が出ております。
  • 本サービスにおきましては、XMLバージョン2.1に対応したデータタイプである「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)(データタイプ: jalert2)」をご提供中でございます。
  • 「J-ALERT(LアラートXMLバージョン1対応版)(データタイプ: jalert1)」をご利用中のお客様はお客様の受信プログラムを新しい配信データに対応するよう改修いただき、移行いただくようお願いいたします。
  • 以下、EqCare Type-Gにてご提供中の「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)」への移行についてご案内いたします。

マルチメディア振興センター様にてLアラートのXMLバージョン1系が配信終了となった場合の本サービスの対応について

  • マルチメディア振興センター様にてLアラートのXMLバージョン1系が配信終了となった場合、本サービスでは、「J-ALERT(LアラートXMLバージョン1対応版) (データタイプ: jalert1)」の提供を終了する予定です。
    • ※2025年2月現在、マルチメディア振興センター様からXMLバージョン1系の配信終了に関するアナウンスは出ておりません。

「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)」のお申込みと費用について

  • 現在、「J-ALERT(LアラートXMLバージョン1対応版)」または公共情報パックをご利用中のお客様は追加の費用は発生いたしません。
  • 別途お申込みが必要なため、弊社営業担当または EqCareに関するお問合せ のwebフォームよりお申し込みください。
    • ※自動でデータタイプを追加することは行いません。
    • ※本サービスには本番系システムと開発系システムがございますが、開発系システムのみ先行配信するよう設定することも可能でございます。

「J-ALERT(LアラートXMLバージョン1対応版)」と「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)」の仕様上の主な差異について

データタイプ

  • 「J-ALERT(LアラートXMLバージョン1対応版)」と「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)」のデータタイプ名は以下の通りです。
データタイプ データタイプ名 備考
J-ALERT(LアラートXMLバージョン1対応版) jalert1 LアラートXMLバージョン1系に対応
J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版) jalert2 LアラートXMLバージョン2系に対応

情報の無効化に対応

  • 「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)」では情報の無効化に対応しております。それに伴い、関連パラメータを追加しております。
  • ※「Lアラート(XMLバージョン2対応版)」と異なり、取消はありません。
  • パラメータの追加
    • 「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)」では以下のパラメータを追加しております。
      • ※J-ALERTに取消はなされないため、無効化された場合のみ値が設定されます。
        • invalid_desc(取消、無効化された場合の説明文)
        • invalid_datetime(取消、無効化された日時)
        • invalid_type_code(取消・無効種別コード)
  • 無効化時のパラメータ設定について
    • 無効化された場合、以下のパラメータに空文字列を設定します。
      • subject(タイトル)
      • info_summary(本文)
      • info_detail(詳細)
      • info_complement(補足情報)
      • incident_desc(事象に関する説明)
    • invalid_type_code(取消・無効種別コード)に無効化された場合は"2"を設定します。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。

作成部署情報と発表部署情報パラメータの追加

  • 「J-ALERT(LアラートXMLバージョン2対応版)」では、editorial_office(作成部署情報)とpublishing_office(発表部署情報)パラメータをHash形式で追加しております。
  • editorial_office(作成部署情報)とpublishing_office(発表部署情報)パラメータのHashに格納される各パラメータは共通です。
  • パラメータの詳細については以下をご参照ください。