津波速報(情報拡張版)パラメータ(バージョン1)¶
パラメータ一覧表¶
No | 項目名 | <固有名称>key名 | 設定値 | 意味 | データ定義元 | ユニーク | 備考 |
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XML電文ID | xmlid | 【YYYYMMDDHHmmSS】-【XML電文データハッシュ値】 | 気象庁XML電文ごとに割り振るユニークID | アプリケーション独自定義 | YYYYMMDDHHmmSS値は電文発信時刻(send_datetime値(UTC))で算出。
XML電文データは、気象庁から配信されるデータ内の気象バイナリデータ本文(XMLのgzip圧縮データ)を指す。
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データ種類コード | typecode | "VTSE41" 固定 | 気象庁XML電文データ種類コード | 気象庁 | ||
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運用種別 | controlstatus | "通常", "訓練", "試験" | 発表された気象情報の運用種別 | 気象庁 | ||
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運用種別コード | controlstatuscode | "0", "1", "2" | 運用種別をコード化した情報 | アプリケーション独自定義 | 複合キー | 0 - 通常
1 - 訓練
2 - 試験
「11:津波予報区コード」との組み合わせで一意なレコードとなる。
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発表形態 | infotype | "発表", "訂正", "取消" | 発表形態 | 気象庁 | ||
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発表形態コード | infotypecode | "1", "2", "3" | 発表形態をコード化した情報 | アプリケーション独自定義 | 1 - 発表
2 - 訂正
3 - 取消
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標題 | title | XML電文記載値 | 標題 | 気象庁 | ||
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見出し文 | headline | XML電文記載値 | 見出し文 | 気象庁 | XML電文内に見出し文情報がない場合は、空文字が設定されます。 | |
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地震識別番号 | eventid | XML電文記載値 | 当該警報等に寄与している地震の識別番号 | 気象庁 | 関連する地震が複数存在する場合、半角スペース区切りで設定される。 | |
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情報番号 | serial | 空文字 | 情報の発表番号 | 気象庁 | XML電文上常に空タグのため、空文字が設定される。 | |
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津波予報区コード | areacode | XML電文記載値 | 気象庁が定義している津波予報区ごとに割り当てたコード | 気象庁 | 複合キー | コード定義は パラメータ詳細 を参照
「4:運用種別コード」との組み合わせで一意なレコードとなる。
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津波予報区名 | areaname | XML電文記載値 | 気象庁が定義している津波予報区ごとに割り当てた名前 | 気象庁 | 名称定義は パラメータ詳細 を参照 | |
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津波警報種別コード | wavetypecode | "00", "71", "72", "73", "60", "62", "50", "51", "52", "53" | 気象庁が定義している津波警報の警報種別コード | 気象庁 | 00 - 津波なし
71/72/73 - 津波予報系
60 - 津波注意報解除
62 - 津波注意報
50 - 津波警報解除
51 - 津波警報
52/53 - 大津波警報系
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津波警報種別名 | wavetypename | "津波なし"、"津波予報(若干の海面変動)"、"津波注意報解除"、"津波注意報"、"警報解除"、"津波警報"、"大津波警報"、"大津波警報:発表" | 気象庁が定義している津波警報の警報種別名称 | 気象庁 | ||
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津波警報種別コード(前回) | lastwavetypecode | "00", "71", "72", "73", "60", "62", "50", "51", "52", "53" | 直前の警報種別コード | 気象庁 | 00 - 津波なし
71/72/73 - 津波予報系
60 - 津波注意報解除
62 - 津波注意報
50 - 津波警報解除
51 - 津波警報
52/53 - 大津波警報系
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津波警報種別名(前回) | lastwavetypename | "津波なし"、"津波予報(若干の海面変動)"、"津波注意報解除"、"津波注意報"、"警報解除"、"津波警報"、"大津波警報"、"大津波警報:発表" | 直前の警報種別名 | 気象庁 | ||
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注意警戒状態 | is_warning | "0", "1" | 大津波警報、津波警報、津波注意報のいずれかの発令状態 | アプリケーション独自定義 | 0 - なし(津波予報または解除状態)
1 - あり(大津波警報、津波警報、津波注意報のいずれかが発令中)
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津波の高さ予想値 | height | "-1", "0", "0.2", "1", "3", "5", "10" | 予想される津波の高さの最大値 | 気象庁およびアプリケーション独自定義 | 設定値:-1および0はアプリケーション独自定義値
単位はm(メートル)
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津波の高さ予想値(文字表現) | height_desc | "0.2m未満"、 "1m"、 "3m"、 "5m"、 "10m"、 "10m超"、 "高い"、 "巨大"、 または 空文字 | 予想される津波の高さの最大値 | 気象庁 | ||
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津波到達予想日時 | arrivaltime | ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:MM:SS+09:00(JST表記)) または 空文字 | 津波の到達予想日時 | 気象庁 | ||
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津波到達区分 | arrived | "ただちに津波来襲と予測"、 "津波到達中と推測"、 "第1波の到達を確認" または 空文字 | 津波の到達区分 | 気象庁 | ||
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追加情報 | additionalinfo | XML電文記載値 | 津波警報・注意報・予報に関する追加情報 | 気象庁 | ||
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固定付加文 | warningcomment | XML電文記載値 | 津波警報・注意報・予報の固定付加文情報 | 気象庁 | ||
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自由付加文 | freeformcomment | XML電文記載値 | 津波警報・注意報・予報の自由付加文情報 | 気象庁 | ||
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発信時刻 | send_datetime | ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:SSZ(UTC表記)) | 発信時刻 | 気象庁 | ||
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発表時刻 | report_datetime | ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:00+09:00(JST表記)) | 発表時刻 | 気象庁 | 時刻は分単位で刻み、秒は常に00が設定 | |
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失効時刻 | valid_datetime | ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:00+09:00(JST表記)) または 空文字 | 津波予報の失効時刻 | 気象庁 | 警報種別が予報の場合のみ設定される可能性あり。予報以外の場合、空文字が設定されます。
後述のパラメータ詳細をご確認ください。
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編集官署名 | editorial_office | XML電文記載値 | 実際に発表作業を行った官署名 | 気象庁 | ||
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発表官署名 | publishing_office | XML電文記載値 | 業務的に発表した官署名 | 気象庁 | ||
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発信官署コード | officecode | XML電文記載値 | 発信官署コード | 気象庁 |
パラメータ詳細¶
説明 気象庁配信電文(XML)ごとのユニークな値を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁のXML電文の発信時刻(send_datetime値)とXML電文のハッシュ値(SHA256)を利用し、【YYYYMMDDHHmmSS】+ 【XML電文ハッシュ値】を設定。 備考 XML電文の発信時刻(send_datetime値)はUTC表記。同一気象庁XML電文で登録された情報を取得する際などの利用を想定。
説明 XML電文のデータ種類コードを設定。 情報定義元 気象庁通知電文ヘッダ: XML電文のデータ種類コード値部 設定値 "VTSE41" 固定 備考 "VTSE41"は津波警報・注意報・予報を示す。
説明 発表された津波情報の運用種別を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Control><Status>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「通常」、「訓練」、「試験」のいずれかが設定。備考 通常報について- 気象庁が津波を予測し発表を行う津波警報・注意報・予報が元の情報の場合、controlstatusを「通常」で設定します。訓練報について- 気象庁が不定期で訓練報を通知することがあり、この場合controlstatusを「訓練」で設定します。- 訓練報の扱いは、利用者毎の定義となります。試験報について- 気象庁が不定期で試験報を通知することがあり、この場合controlstatusを「試験」で設定します。- 試験報の扱いは、利用者毎の定義となります。
説明 controlstatusをコード化した文字列を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 controlstatus値により下表の条件で設定。 備考
運用種別: controlstatus 運用種別コード: controlstatuscode 通常 0 訓練 1 試験 2
説明 発表された津波情報の情報形態を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><InfoType>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「発表」、「訂正」、「取消」のいずれかが設定。備考 「訂正」は、現在気象庁で運用していないため設定されない。(定義のみあり)
説明 infotypeをコード化した文字列を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 infotype値により下表の条件で設定。 備考
発表形態: infotype 発表形態コード: infotypecode 発表 1 訂正 2 取消 3
説明 情報の標題を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><Title>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 見出し文を自由文形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><Headline><Text>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 当該警報等に寄与している地震を識別する番号を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><EventID>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 地震識別番号は、特定の地震を識別するために気象庁のシステムが割り振る14桁の半角数字表記の番号。関連する地震が複数ある場合は、半角スペース区切りで全て設定。
説明 情報の発表番号を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><Serial>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 気象庁XML電文上で空タグのため、常に空文字が設定される。
説明 津波予報区コードを設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Area><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 津波予報区について および上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』の内、「地震火山関連コード表.xls」の津波予報区コード表シート(31)の定義を参照。本パラメータに設定されるのは、「津波予報区について」で定義されている津波予報区のコードで、コード表に含まれる予報区の結合表現・領域のコードは対象外です。
説明 津波予報区名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Area><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 津波予報区について および上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』の内、「地震火山関連コード表.xls」の津波予報区コード表シート(31)の定義を参照。
説明 津波予報区に対する津波注意報・警報などの名称コードを設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Category><Kind><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 津波予報区に対する津波注意報・警報などの名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Category><Kind><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 wavetypecodeとwavetypenameとの関連値を下表に示す。
津波警報種別名/コード表
津波警報種別コード: wavetypecode 津波警報種別名称: wavetypename 備考 00 津波なし 後述の注意事項にある、発表取消の場合、または失効済み扱いの場合にのみ設定。 50 警報解除 51 津波警報 52 大津波警報 53 大津波警報:発表 60 津波注意報解除 62 津波注意報 71 津波予報(若干の海面変動) 72 津波予報(若干の海面変動) 津波注意報解除、津波予報(若干の海面変動)への切替 73 津波予報(若干の海面変動) 大津波警報または津波警報の解除、津波予報(若干の海面変動)への切替
説明 津波予報区に対して前回発表されていた津波注意報・警報などの名称コードを設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Category><LastKind><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 津波予報区に対して前回発表されていた津波注意報・警報などの名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Category><LastKind><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 lastwavetypecodeとlastwavetypenameとの関連値を下表に示す。
津波警報種別名/コード(前回)表
津波警報種別コード(前回): lastwavetypecode 津波警報種別名称(前回): lastwavetypename 備考 00 津波なし 津波予報区に津波の予測がない状態(失効済みなど)で、気象庁が新たに津波予測の対象とする場合に設定。 50 警報解除 51 津波警報 52 大津波警報 53 大津波警報:発表 60 津波注意報解除 62 津波注意報 71 津波予報(若干の海面変動) 72 津波予報(若干の海面変動) 津波注意報解除、津波予報(若干の海面変動)への切替 73 津波予報(若干の海面変動) 大津波警報または津波警報の解除、津波予報(若干の海面変動)への切替
説明 津波注意報・津波警報・大津波警報の発令状態を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 津波警報種別コード(wavetypecode)の値を基に、以下の条件で設定。wavetypecode値が、62(津波注意報)、51(津波警報)、52(大津波警報)、53(大津波警報:発表)の場合は、1を設定。wavetypecode値が上述以外の場合は、0を設定。備考 津波注意報以上が発令されている予報区を取得する際の条件に利用することを想定。
説明 予想される津波の高さの最大値を設定。(単位はメートル) 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグ 設定値 "-1", "0"、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 以下の場合に限り、情報定義元値ではなく、アプリケーションの独自定義値を設定する。マグニチュード8を超えるような巨大地震などで地震規模推定の不確定要素が大きい場合は<TsunamiHeight>タグに"NaN"が設定されるが、この場合は-1を設定。津波減衰による津波警報や注意報の切り替えの場合や、解除系(予報への切り替え含む)の場合、XML電文には<MaxHeight>タグが存在しないため、この場合は0を設定。
説明 予想される津波の高さの最大値を文字列表現で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグのdescription属性 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「0.2m未満」、「1m」、「3m」、「5m」、「10m」、「10m超」、「高い」、「巨大」のいずれかが設定。備考 津波減衰による津波警報や注意報の切り替えの場合や、解除系(予報への切り替え含む)の場合、XML電文には<MaxHeight>タグが存在しないため、この場合は空文字を設定。
説明 津波の到達予想時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><FirstHeight><ArrivalTime>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型(ISO8601形式(YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00))で表記。津波警報・注意報を解除する場合(予報への切り替え含む)場合、XML電文には<FirstHeight>タグが存在しないため、この場合は空文字を設定。また既に第一波が到達したと推測される場合、当該津波予報区内の潮位観測点で第一波が観測された場合、<ArrivalTime>タグは存在しないため、この場合も空文字を設定。
説明 津波の到達区分を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><FirstHeight><Condition>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「ただちに津波来襲と予測」、「津波到達中と予測」、「第一波の到達を確認」のいずれかが設定。備考 津波警報・注意報を解除する場合(予報への切り替え含む)場合、XML電文には<FirstHeight>タグが存在しないため、この場合は空文字を設定。また津波が未到達の場合など、XML電文に<Condition>タグが存在しないため、この場合も空文字を設定。
説明 追加的な情報を自由文形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Text>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Text>タグが存在しない場合、空文字を設定。
説明 付加的な情報を固定付加文の形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Comments><WarningComment><Text>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Comments><WarningComment><Text>タグが存在しない場合、空文字を設定。
説明 その他の付加的な情報を自由付加文の形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Comments><FreeFormComment>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Comments><FreeFormComment>タグが存在しない場合、空文字を設定。
説明 気象庁システムからの発信時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Control><DateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 UTC表記のDateTime型(ISO8601形式(YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00))で表記。
説明 発表官署が津波警報・注意報・予報を発表した時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><ReportDateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型(ISO8601形式(YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00))で表記。時刻は分単位で、秒は常に"00"
説明 警報種別:津波予報の失効時刻を設定 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><ValidDateTime>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型(ISO8601形式(YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00))で表記。時刻は分単位で、秒は常に"00"<ValidDateTime>タグはXML電文内の情報がすべて津波予報のみである場合に存在するため、タグがない場合は空文字を設定する。失効時刻については、後述の注意事項をご確認ください。
説明 実際に発表作業を行った官署名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Control><EditorialOffice>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 業務的に発表した官署名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Control><PublishingOffice>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 電文の発信を行った官署コード値を設定。 情報定義元 気象庁通知電文ヘッダ: 発信官署コード値部 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。設定されるコード値とそれに対応する官署名を下表に示す。備考
発信官署コード(英字発信官署名) 気象官署名 RJTD 気象庁本庁 JPOS 大阪管区気象台
注意事項¶
発表形態:取消の電文の取り扱いについて
気象庁発表の津波警報・注意報・予報の発表形態が取消であった場合、対象の地震識別番号で登録済みのレコードを発表形態(infotype/infotypecode)=取消として更新します。 取消の電文の場合、電文には<Tsunami>タグおよび<Comments>タグが設定されていないため、以下の条件で各パラメータを更新して情報を登録しています。
更新対象レコード
- 取消XML電文の地震識別番号(<EventID>タグ)とレコードの地震識別番号(eventid)が一致するレコードを更新対象とする。
更新パラメータ(記載のないパラメータはXML電文値を設定)
項目名 key名 応答設定値 津波予報区コード areacode 現areacode値 津波予報区名 areaname 現areaname値 津波警報種別コード wavetypecode "00" 津波警報種別名 wavetypename "津波なし" 津波警報種別コード(前回) lastwavetypecode 現wavetypecode値 津波警報種別名(前回) lastwavetypename 現wavetypename値 注意警戒状態 is_warning "0" 津波の高さ予想値 height "0" 津波の高さ予想値(文字表現) height_desc 空文字 津波到達予想日時 arrivaltime 空文字 津波到達区分 arrived 空文字 固定付加文 warningcomment 空文字 自由付加文 freeformcomment 空文字
登録情報の失効について(失効時刻について)
REST APIの最新データ検索(get/search)を呼び出した際、検索対象レコードが以下の条件に合致する場合は、登録情報を失効済み扱いとして、パラメータを以下の内容に更新して応答します。
条件
- 津波警報種別コード(wavetypecode)が津波予報系("71","72","73")の場合
- 失効時刻(valid_datetime)が現在時刻を超過している。
- (valid_datetimeが空文字設定時は)レコードの最終更新時刻から12時間経過している。
- 津波警報種別コード(wavetypecode)が津波解除系("50","60")の場合
- レコードの最終更新時刻から3時間経過している。
- 発表形態(infotype)が"取消"の場合
- レコードの最終更新時刻から3時間経過している。
- 津波警報種別コード(wavetypecode)が津波予報系("71","72","73")の場合
更新後応答パラメータ表(記載のないパラメータは更新なし)
項目名 key名 応答設定値 XML電文ID xmlid 空文字 標題 title 空文字 地震識別番号 eventid 空文字 情報番号 serial 空文字 発表形態 infotype "発表" 発表形態コード infotypecode "1" 見出し文 headline 空文字 津波警報種別コード wavetypecode "00" 津波警報種別名 wavetypename "津波なし" 津波警報種別コード(前回) lastwavetypecode 現wavetypecode値 津波警報種別名(前回) lastwavetypename 現wavetypename値 注意警戒状態 is_warning "0" 津波の高さ予想値 height "0" 津波の高さ予想値(文字表現) height_desc 空文字 津波到達予想日時 arrivaltime 空文字 津波到達区分 arrived 空文字 追加情報 additionalinfo 空文字 固定付加文 warningcomment 空文字 自由付加文 freeformcomment 空文字 補足事項
- 最新データ検索(get/search)を呼び出す際に、例えば検索条件にwavetypcode=72を指定した場合でも、応答レコードにwavetypecode=00が含まれることがありますが、これは上述の条件に合致したためとなります。
地震識別番号について
地震識別番号はある特定の地震を識別するために気象庁が割り当てる番号であり、いったん割り当てられた地震識別番号は、その後の関連する電文の配信に際して一貫して利用されます。 このため、津波速報に含まれる地震識別番号をキーとして、発生原因となった地震情報を取得することが基本的には可能となりますが、 気象庁のシステム障害発生などにより発信官署が異なる場合や、複数地震が連続して発生した場合などには、 同一地震であっても地震識別番号が一貫しない場合があります。
複数地震による津波速報の取り扱いについて
津波速報は発生原因となる地震が単一・複数に関わらず、発表から全解除まで1つの情報として取り扱われます。 例えば、日本海を震源とする地震により津波が発生、また太平洋を震源とする地震により津波が発生した場合、これらの津波速報は独立した情報としては発表されず、複合した情報として発表されます。 津波情報が単一地震から複数地震による情報となった場合、地震識別番号(eventid)には各地震の地震識別番号を半角スペース区切りで複数設定し、 それぞれの地震による津波の予報情報が気象庁発表の電文に含まれています。 津波速報が複数地震から単一地震による情報となった場合、地震識別番号(eventid)から対象地震の地震識別番号が除外されます。
REST APIで取得できるデータ例(JSON)¶
"code": "200", // REST API実行結果コード "message": "success.", // REST API実行結果メッセージ "datalist": [ // REST API取得データ(配列) { "id": "1", // システムで採番されたユニークID "datatypename": "jmatsunami_flash", // データタイプ名(津波速報(情報拡張版)=jmatsunami_flash) "dataversion": 1, // データバージョン "create_date": "2016-11-18T00:00:00.001+09:00",// システム登録日時 "update_date": "2016-11-18T00:00:00.001+09:00",// システム更新日時 "expire_date": "", // 保存期限日時 // 以下、データタイプ固有パラメータ "xmlid" : "20161117000000-8d48b5a4ba60237de0ecad38f2f9c49e9da8e9b40c24fabafdb8b1bab236beca", // XMLID "typecode" : "VTSE41", // データ種類コード "controlstatus" : "通常", // 運用種別 "controlstatuscode" : "0", // 運用種別コード "infotype" : "発表", // 発表形態コード "infotypecode" : "1", // 発表形態 "title" : "津波警報・津波注意報", // 標題 "headline" : "津波警報・津波注意報を発表しました。", // 見出し文 "eventid" : "20161118000000", // 地震識別番号 "serial" : "", // 情報番号 "areacode": "312", // 津波予報区 "areaname": "東京湾内", // 津波予報区名 "wavetypecode": "51", // 津波警報種別 "wavetypename": "津波警報", // 津波警報種別名 "lastwavetypecode": "00", // 津波警報種別(前回) "lastwavetypename": "津波なし", // 津波警報種別名(前回) "is_warning": "1", // 津波警戒状態 "height": "3", // 津波の高さ予想値 "height_desc": "3m", // 津波の高さ予想値 "arrivaltime": "2016-11-18T01:15:00+09:00", // 津波到達予想日時 "arrived": "", // 津波到達区分 "additionalinfo": "", // 追加情報 "warningcomment": "", // 固定付加文 "freeformcomment": "", // 自由付加文 "send_datetime" : "2016-11-18T00:00:00Z", // 発信時刻 "report_datetime" : "2016-11-18T00:00:00+09:00", // 発表時刻 "valid_datetime" : "", // 失効時刻 "editorial_office" : "気象庁本庁", // 編集官署名 "publishing_office" : "気象庁", // 発表官署名 "officecode" : "RJTD" // 発信官署コード }, { "id": "3", // システムで採番されたユニークID "datatypename": "jmatsunami_flash", // データタイプ名(津波速報(情報拡張版)=jmatsunami_flash) "dataversion": 1, // データバージョン "create_date": "2016-11-18 00:01:00.001+09:00",// システム登録日時 "update_date": "2016-11-18 00:01:00.001+09:00",// システム更新日時 "expire_date": "", // 保存期限日時 // 以下、データタイプ固有パラメータ "xmlid" : "20161117000000-8d48b5a4ba60237de0ecad38f2f9c49e9da8e9b40c24fabafdb8b1bab236beca", // XMLID "typecode" : "VTSE41", // データ種類コード "controlstatus" : "通常", // 運用種別 "controlstatuscode" : "0", // 運用種別コード "infotype" : "発表", // 発表形態コード "infotypecode" : "1", // 発表形態 "title" : "津波警報・津波注意報", // 標題 "headline" : "津波警報・津波注意報を発表しました。", // 見出し文 "eventid" : "20161118000000", // 地震識別番号 "serial" : "", // 情報番号 "areacode": "330", // 津波予報区 "areaname": "相模湾", // 津波予報区名 "wavetypecode": "51", // 津波警報種別 "wavetypename": "津波警報", // 津波警報種別名 "lastwavetypecode": "00", // 津波警報種別(前回) "lastwavetypename": "津波なし", // 津波警報種別名(前回) "is_warning": "1", // 津波警戒状態 "height": "3", // 津波の高さ予想値 "height_desc": "3m", // 津波の高さ予想値 "arrivaltime": "2016-11-18T01:15:00+09:00", // 津波到達予想日時 "arrived": "", // 津波到達区分 "additionalinfo": "", // 追加情報 "warningcomment": "", // 固定付加文 "freeformcomment": "", // 自由付加文 "send_datetime" : "2016-11-18T00:00:00Z", // 発信時刻 "report_datetime" : "2016-11-18T00:00:00+09:00", // 発表時刻 "valid_datetime" : "", // 失効時刻 "editorial_office" : "気象庁本庁", // 編集官署名 "publishing_office" : "気象庁", // 発表官署名 "officecode" : "RJTD" // 発信官署コード }, (略) ]