津波情報:沖合の津波観測に関する情報パラメータ(バージョン1)¶
パラメータ一覧表¶
No | 項目名 | <固有名称>key名 | 設定値 | 意味 | データ定義元 | ユニーク | 備考 |
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XML電文ID | xmlid | 【YYYYMMDDHHmmSS】-【XML電文データハッシュ値】 | 気象庁XML電文ごとに割り振るユニークID | アプリケーション独自定義 | YYYYMMDDHHmmSS値は電文発信時刻(send_datetime値(UTC))で算出。
XML電文データは、気象庁から配信されるデータ内の気象バイナリデータ本文(XMLのgzip圧縮データ)を指す。
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データ種類コード | typecode | "VTSE52"固定 | 気象庁XML電文データ種類コード | 気象庁 | ||
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運用種別 | controlstatus | "通常", "訓練", "試験" | 発表された気象情報の運用種別 | 気象庁 | ||
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運用種別コード | controlstatuscode | "0", "1", "2" | 運用種別をコード化した情報 | アプリケーション独自定義 | 複合キー | 0 - 通常
1 - 訓練
2 - 試験
「11:潮位観測所コード」との組み合わせで一意なレコードとなる。
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情報形態 | infotype | "発表", "訂正", "取消" | 情報形態 | 気象庁 | "訂正"は未運用のため、設定されません。 | |
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情報形態コード | infotypecode | "1", "2", "3" | 情報形態をコード化した情報 | アプリケーション独自定義 | 1 - 発表
2 - 訂正
3 - 取消
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標題 | title | XML電文記載値 | 標題 | 気象庁 | ||
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見出し文 | headline | XML電文記載値 | 見出し文 | 気象庁 | XML電文内に見出し文情報がない場合は、空文字が設定されます。 | |
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地震識別番号 | eventid | XML電文記載値 | 観測した津波に関連する地震の識別番号 | 気象庁 | 関連する地震が複数存在する場合、半角スペース区切りで設定される。 | |
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情報番号 | serial | 1 ~ | 情報の発表番号 | 気象庁 | 前回電文と関連がない場合は「1」
以降は情報更新ごとに値を加算。
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潮位観測所コード | stationcode | XML電文記載値 | 気象庁が定義している潮位観測所ごとに割り当てたコード | 気象庁 | 複合キー | コード定義は パラメータ詳細 を参照
「4:運用種別コード」との組み合わせで一意なレコードとなる。
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潮位観測所名 | stationname | XML電文記載値 | 気象庁が定義している潮位観測所ごとに割り当てた名前 | 気象庁 | 名称定義は パラメータ詳細 を参照 | |
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特殊観測機器名称 | sensor | XML電文記載値 | 潮位観測所の特殊観測機器 | 気象庁 | ||
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第一波観測区分 | is_firstobserve | "0", "1" | 沖合での津波の第一波識別区分 | アプリケーション独自定義 | 0 - 第一波識別不能
1 - 第一波識別あり
津波を観測したものの、第一波を観測できなかった場合に「0:第一波識別不能」を設定。
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第一波到達時刻 | arrivaltime | 空文字 または ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:MM:SS+09:00(JST表記)) | 観測した津波の第一波の到達時刻 | 気象庁 | ||
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極性 | polarity | "0", "1", "2" | 観測した津波の第一波の極性(押し波引き波) | アプリケーション独自定義 | 0 - なし(第一波識別不能)
1 - 押し波
2 - 引き波
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津波の高さ | height | XML電文記載値 | これまで観測した津波の最大波の高さ | 気象庁 | 単位はm
「18:supplementation」が1:微弱または2:観測中の場合、空文字
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観測補足情報 | supplementation | "0", "1", "2", "3" | 観測した津波の補足情報 | アプリケーション独自定義 | 0 - 補足情報なし
1 - 微弱:観測されたこれまでの最大波が非常に小さい
2 - 観測中:観測されたこれまでの最大波の高さが予想される高さに比べて十分小さい
3 - 重要:最大波の高さが大津波警報の基準を超えている
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観測時刻 | observetime | 空文字 または ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:MM:SS+09:00(JST表記)) | 津波の最大波を観測した時刻 | 気象庁 | ||
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津波の高さ(文字列表現) | height_desc | XML電文記載値 | これまで観測した津波の最大波の高さの文字列表現 | 気象庁 | heightを文字で表現。(例:3m)
潮位観測所での測定範囲を超えた場合、「~以上」を付与し表現。
例:5.5m以上
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水位遷移情報 | waterlevel | "0", "1" | 水位遷移情報 | アプリケーション独自定義 | 0 - なし
1 - 上昇中
水位が上昇している場合に、"1:上昇中"を設定
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追加情報 | additionalinfo | XML電文記載値 | 津波情報に関する追加情報 | 気象庁 | ||
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固定付加文 | warningcomment | XML電文記載値 | 津波情報の固定付加文情報 | 気象庁 | ||
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自由付加文 | freeformcomment | XML電文記載値 | 津波情報の自由付加文情報 | 気象庁 | ||
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発信時刻 | send_datetime | ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:SSZ(UTC表記)) | 発信時刻 | 気象庁 | ||
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発表時刻 | report_datetime | ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:00+09:00(JST表記)) | 発表時刻 | 気象庁 | 時刻は分単位で刻み、秒は常に00が設定 | |
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観測状況確定時刻 | target_datetime | ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:00+09:00(JST表記)) | 観測状況確定時刻 | 気象庁 | 時刻は分単位で刻み、秒は常に00が設定 | |
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編集官署名 | editorial_office | XML電文記載値 | 実際に発表作業を行った官署名 | 気象庁 | ||
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発表官署名 | publishing_office | XML電文記載値 | 業務的に発表した官署名 | 気象庁 | ||
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発信官署コード | officecode | XML電文記載値 | 発信官署コード | 気象庁 |
パラメータ詳細¶
説明 気象庁配信電文(XML)ごとのユニークな値を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁のXML電文の発信時刻(send_datetime値)とXML電文のハッシュ値(SHA256)を利用し、【YYYYMMDDHHmmSS】+ 【XML電文ハッシュ値】を設定。 備考 XML電文の発信時刻(send_datetime値)はUTC表記同一気象庁XML電文で登録された情報を取得する際などの利用を想定。
説明 XML電文のデータ種類コードを設定。 情報定義元 気象庁通知電文ヘッダ: XML電文のデータ種類コード値部 設定値 津波情報(沖合の津波観測に関する情報)では、『VTSE52』固定 備考
説明 発表された津波観測情報の運用種別を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Control><Status>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「通常」、「訓練」、「試験」のいずれかが設定。備考 通常報について- 気象庁が観測機で津波を感知し、発表を行う津波情報が元の情報の場合、controlstatusを「通常」で設定します。訓練報について- 気象庁が不定期で訓練報を通知することがあり、この場合controlstatusを「訓練」で設定します。- 訓練報の扱いは、利用者毎の定義となります。試験報について- 気象庁が不定期で試験報を通知することがあり、この場合controlstatusを「試験」で設定します。- 上述以外に、端末設置時などで地震情報の受信が行えるかの試験を行う場合、controlstatusを「試験」で設定することがあります。- 試験報の扱いは、利用者毎の定義となります。
説明 controlstatusをコード化した文字列を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 controlstatus値により下表の条件で設定。 備考
運用種別: controlstatus 運用種別コード: controlstatuscode 通常 0 訓練 1 試験 2
説明 発表された津波観測情報の情報形態を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><InfoType>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「発表」、「訂正」、「取消」のいずれかが設定。備考 「訂正」は、現在気象庁で運用していないため設定されない。(定義のみあり)
説明 infotypeをコード化した文字列を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 infotype値により下表の条件で設定。 備考
情報形態: infotype 情報形態コード: infotypecode 発表 1 訂正 2 取消 3
説明 情報の標題を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><Title>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 見出し文を自由文形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><Headline><Text>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Report><Head><Headline><Text>タグ値が空の場合は空文字設定。
説明 観測した津波に関連する地震を識別する番号を設定。地震識別番号は、特定の地震を識別するために気象庁のシステムが割り振る14桁の半角数字表記の番号。情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><EventID>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 関連する地震が複数ある場合は、半角スペース区切りで全て設定。
説明 情報の発表番号を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><Serial>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 津波情報の発表時には1を設定し、以降、全解除に至るまで更新時に値を1加算。
説明 沖合で津波を観測した潮位観測所コード値を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』内の、「地震火山関連コード表.xls」の潮位観測点コード表シート(35)の定義を参照。
説明 沖合で津波を観測した潮位観測所名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』内の、「地震火山関連コード表.xls」の潮位観測点コード表シート(35)の定義を参照。
説明 潮位観測所の特殊観測機器名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><Sensor>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 「水圧計」か「GPS波浪計」のいずれかが設定されるが、今後気象庁で取り扱う特殊機器が増える可能性がある。
説明 津波の第一波の識別可否区分を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><FirstHeight>タグ内の値を基に、以下の条件で値を設定。<Condition>タグが存在する場合は、「第一波識別不能」として0を設定。<Condition>タグが存在しない場合は、「第一波識別あり」として1を設定。備考 津波の最大波を観測したが第一波を観測できなかった場合、XML電文に<Condition>タグが発生し「第一波識別不能」が設定される。
説明 観測した津波の第一波到達時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><FirstHeight><ArrivalTime> 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型潮位観測所情報(<Station>タグ内)が第一波識別不能の場合、潮位観測所情報に<ArrivalTime>タグは存在しないため、この場合に空文字を設定。
説明 観測した津波の第一波の極性(押し波・引き波)を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><FirstHeight>タグ内の値を基に、以下の条件で値を設定。<Initial>タグが存在しない場合は、「極性なし(第一波識別不能)」として0を設定。<Initial>タグ値が「押し」の場合は、「押し波」として1を設定。<Initial>タグ値が「引き」の場合は、「引き波」として2を設定。備考 潮位観測所情報(<Station>タグ内)が第一波識別不能の場合、潮位観測情報に<Initial>タグは存在しない。
説明 観測したこれまでの最大波について、観測した津波の高さを設定。(単位はメートル) 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定 備考 津波注意報の沿岸地域(警報・注意報を解除した予報区も含む)に対して推定される津波の高さが非常に小さい場合(suppelementation=1:微弱)や津波警報以上の沿岸地域に対して推定される津波の高さが、予想される高さに比べて十分小さい場合(suppelementation=2:観測中)の場合に、空文字を設定。潮位観測所での測定範囲を超えた場合、本パラメータには測定最大値が設定され、height_desc(津波の高さ(文字列表現))で「~以上」と表現する。
説明 観測した、または観測中の津波についての補足情報を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight>タグ内の値を基に、以下の条件で値を設定。<Condition>タグが存在しない場合は、「補足情報なし」として0を設定。<Condition>タグ値が「微弱」の場合は、1を設定。<Condition>タグ値が「観測中」の場合は、2を設定。<Condition>タグ値が「重要」の場合は、3を設定。備考 微弱: 観測されたこれまでの最大波が非常に小さい観測中: 観測されたこれまでの最大波の高さが予想される高さに比べて十分小さい重要: 最大波の高さが大津波警報の基準を超え、追加あるいは更新された
説明 観測したこれまでの最大波の観測時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight><DateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定 備考 JST表記のDateTime型
説明 観測したこれまでの最大波について、観測した津波の高さを文字列表現で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグのdescription属性 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 津波注意報の沿岸地域(警報・注意報を解除した予報区も含む)に対して推定される津波の高さが非常に小さい場合(suppelementation=1:微弱)や津波警報以上の沿岸地域に対して推定される津波の高さが、予想される高さに比べて十分小さい場合(suppelementation=2:観測中)の場合に、heightと同様に空文字を設定。最大波の高さが潮位観測所での測定範囲を超える場合、「~以上」が付与された表現となる。(例:5.5m以上)
説明 水位状態が上昇傾向にあるかを設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグ内の値を基に、以下の条件で値を設定する。condition属性が存在しない場合は、「水位上昇傾向なし」として0を設定。condition属性が存在する場合は、「水位上昇中」として1を設定。備考
説明 追加的な情報を自由文形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Text>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Text>タグが存在しない場合、空文字を設定。情報形態(infotype)が取消の場合、情報の概要を設定。
説明 付加的な情報を固定付加文の形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Comments><WarningComment><Text>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Comments><WarningComment><Text>タグが存在しない場合、空文字を設定。
説明 その他の付加的な情報を自由付加文の形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Comments><FreeFormComment>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Comments><FreeFormComment>タグが存在しない場合、空文字を設定。
説明 気象庁システムからの発信時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Control><DateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 UTC表記のDateTime型
説明 発表官署が沖合津波観測情報を発表した時刻を設定 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><ReportDateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型時刻は分単位で、秒は常に"00"
説明 津波の観測状況を確定した時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><TargetDateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型時刻は分単位で、秒は常に"00"
説明 実際に発表作業を行った官署名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Control><EditorialOffice>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 業務的に発表した官署名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Control><PublishingOffice>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 電文の発信を行った官署コード値を設定。 情報定義元 気象庁通知電文ヘッダ: 発信官署コード値部 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。設定されるコード値とそれに対応する官署名を下表に示す。備考
発信官署コード(英字発信官署名) 気象官署名 RJTD 気象庁本庁 JPOS 大阪管区気象台
注意事項¶
地震識別番号について
地震識別番号はある特定の地震を識別するために気象庁が割り当てる番号であり、いったん割り当てられた地震識別番号は、その後の関連する電文の配信に際して一貫して利用されます。 このため、津波情報に含まれる地震識別番号をキーとして、発生原因となった地震情報を取得することが基本的には可能となりますが、 システム障害発生などにより発信官署が異なる場合や、複数地震が連続して発生した場合などには、 同一地震であっても地震識別番号が一貫しない場合があります。
複数地震による津波情報の取り扱いについて
津波情報は発生原因となる地震が単一・複数に関わらず、発表から全解除まで1つの情報として取り扱われます。 例えば、日本海を震源とする地震により津波が発生、また太平洋を震源とする地震により津波が発生した場合、これらの津波情報は独立した情報としては発表されず、複合した情報として発表されます。 津波情報が単一地震から複数地震による情報となった場合、地震識別番号(eventid)には各地震の地震識別番号を半角スペース区切りで複数設定し、 それぞれの地震による津波の潮位観測所情報が気象庁発表の電文に含まれています。 また情報番号(serial)は単一地震の情報の値から継続してインクリメントされます。 津波情報が複数地震から単一地震による情報となった場合、地震識別番号(eventid)から対象地震の地震識別番号が除外され、また情報番号(serial)は複数地震の情報の値から継続してインクリメントされます。
発表形態:取消の電文の取り扱いについて
気象庁発表の津波情報(沖合の津波観測に関する情報)の発表形態が取消であった場合、対象の地震識別番号で登録済みのレコードを発表形態(infotype/infotypecode)=取消として更新します。 取消の電文の場合、電文には<Tsunami>タグが設定されていないため、以下の条件で各パラメータを更新します。 ・取消電文に設定されている内容を元に更新するパラメータ xmlid, typecode, controlstatus, controlstatuscode, infotype, infotypecode, title, headline, eventid, serial, additionalinfo, send_datetime, report_datetime, target_datetime, editorial_office, publishing_office, officecode ・最新レコードから変更しないパラメータ stationcode, stationname, sensor, is_firstobserve, arrivaltime, polarity, height, supplementation, observetime, height_desc, waterlevel ・空文字を設定するパラメータ warningcomment, freeformcomment
REST APIで取得できるデータ例(JSON)¶
"code": "200", // REST API実行結果コード "message": "success.", // REST API実行結果メッセージ "datalist": [ // REST API取得データ(配列) { "id": "1", // システムで採番されたユニークID "datatypename": "jmatsunami_offshore", // データタイプ名(沖合津波観測=jmatsunami_offshore) "dataversion": 1, // データバージョン "create_date": "2015-09-15T15:00:00.001+09:00",// システム登録日時 "update_date": "2015-09-15T15:00:00.001+09:00",// システム更新日時 "expire_date": "", //保存期限日時 // 以下、データタイプ固有パラメータ "xmlid" : "20150915054020-8d48b5a4ba60237de0ecad38f2f9c49e9da8e9b40c24fabafdb8b1bab236beca", // XMLID "typecode" : "VTSE52", // データ種類コード "controlstatus" : "通常", // 運用種別 "controlstatuscode" : "0", // 運用種別コード "title" : "沖合の津波観測に関する情報", // 標題 "headline" : "高い津波を沖合で観測しました。", // 見出し文 "eventid" : "20150915143540", // 地震識別番号 "serial" : "1", // 情報番号 "stationcode" : "20190", // 潮位観測所コード "stationname" : "青森八戸沖", // 潮位観測所名称 "sensor" : "GPS波浪計", // 特殊観測機器名称 "is_firstobserve" : "1", // 第一波観測区分 "arrivaltime" : "2015-09-15T14:39:00+09:00", // 第一波到達時刻 "polarity" : "1", // 極性 "height" : "1.0", // 津波の高さ "supplementation" : "0", // 観測補足情報 "observetime" : "2015-09-15T14:39:50+09:00", // 観測時刻 "height_desc" : "1.0m", // 津波の高さ(文字列表現) "waterlevel" : "0", // 水位遷移情報 "additionalinfo" : "", // 追加情報 "warningcomment": "", // 固定付加文 "freeformcomment": "", // 自由付加文 "send_datetime" : "2015-09-15T14:45:20Z", // 発信時刻 "report_datetime" : "2015-09-15T14:45:00+09:00", // 発表時刻 "target_datetime" : "2015-09-15T14:44:00+09:00", // 観測状況確定時刻 "editorial_office" : "気象庁本庁", // 編集官署名 "publishing_office" : "気象庁", // 発表官署名 "officecode" : "RJTD" // 発信官署コード }, { "id": "2", // システムで採番されたユニークID "datatypename": "jmatsunami_offshore", // データタイプ名(沖合津波観測=jmatsunami_offshore) "dataversion": 1, // データバージョン "create_date": "2015-09-15T00:00:00.001+09:00",// システム登録日時 "update_date": "2015-09-15T00:00:00.001+09:00",// システム更新日時 "expire_date": "", //保存期限日時 // 以下、データタイプ固有パラメータ "xmlid" : "20150915054020-8d48b5a4ba60237de0ecad38f2f9c49e9da8e9b40c24fabafdb8b1bab236beca", // XMLID "typecode" : "VTSE52", // データ種類コード "controlstatus" : "通常", // 運用種別 "controlstatuscode" : "0", // 運用種別コード "title" : "沖合の津波観測に関する情報", // 標題 "headline" : "高い津波を沖合で観測しました。", // 見出し文 "eventid" : "20150915143540", // 地震識別番号 "serial" : "1", // 情報番号 "stationcode" : "21090", // 潮位観測所コード "stationname" : "岩手釜石沖", // 潮位観測所名称 "sensor" : "GPS波浪計", // 特殊観測機器名称 "is_firstobserve" : "1", // 第一波観測区分 "arrivaltime" : "2015-09-15T14:39:00+09:00", // 第一波到達時刻 "polarity" : "2", // 極性 "height" : "4.1" // 津波の高さ "supplementation" : "3", // 観測補足情報 "observetime" : "2015-09-15T14:39:50+09:00", // 観測時刻 "height_desc" : "4.1m", // 津波の高さ(文字列表現) "waterlevel" : "1", // 水位遷移情報 "additionalinfo" : "", // 追加情報 "warningcomment": "", // 固定付加文 "freeformcomment": "", // 自由付加文 "send_datetime" : "2015-09-15T14:45:20Z", // 発信時刻 "report_datetime" : "2015-09-15T14:45:00+09:00", // 発表時刻 "target_datetime" : "2015-09-15T14:44:00+09:00", // 観測状況確定時刻 "editorial_office" : "気象庁本庁", // 編集官署名 "publishing_office" : "気象庁", // 発表官署名 "officecode" : "RJTD" // 発信官署コード }, (略) ]