津波速報パラメータ(バージョン1)¶
パラメータ一覧表¶
No | 項目名 | <固有名称>key名 | 設定値 | 意味 | データ定義元 | ユニーク | 備考 |
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津波予報区コード | areacode | XML電文記載値 | 気象庁が定義している津波予報区ごとに割り当てたコード | 気象庁 | 複合キー | コード定義は パラメータ詳細 を参照
「3:運用種別」との組み合わせで一意なレコードとなる。
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津波予報区名 | areaname | XML電文記載値 | 気象庁が定義している津波予報区ごとに割り当てた名前 | 気象庁 | 名称定義は パラメータ詳細 を参照 | |
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運用種別 | controlstatus | "通常"、"訓練"、"試験" | 発表された津波警報の種別 | 気象庁 | 複合キー | 「1:津波予報区コード」との組み合わせで一意なレコードとなる。 |
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警報種別コード | wavetypecode | "00", "71", "72", "73", "60", "62", "50", "51", "52", "53" | 気象庁が定義している津波警報の警報種別コード | 気象庁 | 00 - 津波なし
71/72/73 - 津波予報系
60 - 津波注意報解除系
62 - 津波注意報系
50 - 津波警報解除系
51 - 津波警報系
52/53 - 大津波警報系
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警報種別名 | wavetypename | "津波なし"、"津波予報(若干の海面変動)"、"津波注意報解除"、"津波注意報"、"警報解除"、"津波警報"、"大津波警報"、"大津波警報:発表" | 気象庁が定義している津波警報の警報種別名称 | 気象庁 | ||
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警報種別コード(前回) | lastwavetypecode | "00", "71", "72", "73", "60", "62", "50", "51", "52", "53" | 直前の警報種別コード | 気象庁 | 00 - 津波なし
71/72/73 - 津波予報系
60 - 津波注意報解除系
62 - 津波注意報系
50 - 津波警報解除系
51 - 津波警報系
52/53 - 大津波警報系
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警報種別名(前回) | lastwavetypename | "津波なし"、"津波予報(若干の海面変動)"、"津波注意報解除"、"津波注意報"、"警報解除"、"津波警報"、"大津波警報"、"大津波警報:発表" | 直前の警報種別名 | 気象庁 | ||
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気象庁発表日時 | pressdt | 日時情報(ISO8601形式) 例:YYYY-MM-DDTHH:MM:SS+HH:MM | 気象庁が津波警報を発表した日時 | 気象庁 | ||
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ヘッドライン | headline | XML電文記載値 | 津波警報のヘッドライン情報 | 気象庁 | 津波警報内にヘッドライン情報がない場合は、空文字が設定されます。 | |
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固定付加文 | warningcomment | XML電文記載値 | 津波警報の固定付加文情報 | 気象庁 | 津波警報内に固定付加文がない場合は、空文字が設定されます。 | |
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自由付加文 | freeformcomment | XML電文記載値 | 津波警報の自由付加文情報 | 気象庁 | 津波警報内に自由付加文がない場合は、空文字が設定されます。 | |
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津波の高さ予測値 | height | "0.2m未満"、 "1m"、 "3m"、 "5m"、 "10m"、 "10m超"、 "高い"、 "巨大"、 または空文字 | 気象庁予測の津波の高さ | 気象庁 | ||
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津波到達予測日時 | at | 日時情報(ISO8601形式) 例:YYYY-MM-DDTHH:MM:SS+HH:MM | 気象庁予測の陸地への津波到達予測日時 | 気象庁 | ||
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失効日時 | vt | 日時情報(ISO8601形式) 例:YYYY-MM-DDTHH:MM:SS+HH:MM | 津波予報の失効日時 | 気象庁 | 警報種別が予報の場合のみ有効。予報以外の場合、空文字が設定されます。 | |
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津波の到達済み区分 | arrived | "ただちに津波来襲と予測"、 "津波到達中と予測"、 "第一波の到達を確認"、 または空文字 | 津波警報の津波到達区分 | 気象庁 | ||
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端末表示文言 | termmsg | ""(空文字固定) | 端末表示用文言 | アプリケーション独自定義 | 利用しない。 |
パラメータ詳細¶
説明 津波予報区コードを設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Area><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 津波予報区について および上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』の内、「地震火山関連コード表.xls」の津波予報区コード表シート(31)の定義を参照。本パラメータに設定されるのは、「津波予報区について」で定義されている津波予報区のコードで、コード表に含まれる予報区の結合表現・領域のコードは対象外です。
説明 津波予報区名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Area><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 津波予報区について および上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』の内、「地震火山関連コード表.xls」の津波予報区コード表シート(31)の定義を参照。
説明 発表された津波情報の運用種別を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Control><Status>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「通常」、「訓練」、「試験」のいずれかが設定。備考 通常報について- 気象庁が津波を予測し発表を行う津波警報・注意報・予報が元の情報の場合、controlstatusを「通常」で設定します。訓練報について- 気象庁が不定期で訓練報を通知することがあり、この場合controlstatusを「訓練」で設定します。- 訓練報の扱いは、利用者毎の定義となります。試験報について- 気象庁が不定期で試験報を通知することがあり、この場合controlstatusを「試験」で設定します。- 試験報の扱いは、利用者毎の定義となります。
説明 津波予報区に対する津波注意報・警報などの名称コードを設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Category><Kind><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 津波予報区に対する津波注意報・警報などの名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Category><Kind><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 津波予報区に対して前回発表されていた津波注意報・警報などの名称コードを設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Category><LastKind><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 津波予報区に対して前回発表されていた津波注意報・警報などの名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><Category><LastKind><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
警報種別コード/警報種別名((前回)含む)の関連表
警報種別コード 警報種別名 備考 00 津波なし 警報種別コード/警報種別名は、失効時刻後に最新データ検索を行った場合にのみ設定警報種別コード(前回)/警報種別名(前回)は、津波速報の新規発表時にのみ設定50 警報解除 51 津波警報 52 大津波警報 53 大津波警報:発表 60 津波注意報解除 62 津波注意報 71 津波予報(若干の海面変動) 72 津波予報(若干の海面変動) 津波注意報解除、津波予報(若干の海面変動)への切替 73 津波予報(若干の海面変動) 津波警報解除、津波予報(若干の海面変動)への切替)
説明 気象庁が津波警報・注意報・予報を発表した時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><ReportDateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型(ISO8601形式(YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00))で表記。時刻は分単位で、秒は常に"00"
説明 見出し文を自由文形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><Headline><Text>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 付加的な情報を固定付加文の形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Comments><WarningComment><Text>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Comments><WarningComment><Text>タグが存在しない場合、空文字を設定。
説明 その他の付加的な情報を自由付加文の形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Comments><FreeFormComment>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Comments><FreeFormComment>タグが存在しない場合、空文字を設定。
説明 予想される津波の高さの最大値を文字列表現で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグのdescription属性 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「0.2m未満」、「1m」、「3m」、「5m」、「10m」、「10m超」、「高い」、「巨大」のいずれかが設定。備考 津波減衰による津波警報や注意報の切り替えの場合や、解除系(予報への切り替え含む)の場合、XML電文には<MaxHeight>タグが存在しないため、この場合は空文字を設定。
説明 津波の到達予想時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><FirstHeight><ArrivalTime>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型(ISO8601形式(YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00))で表記。津波警報・注意報を解除する場合(予報への切り替え含む)場合、XML電文には<FirstHeight>タグが存在しないため、この場合は空文字を設定。また既に第一波が到達したと推測される場合、当該津波予報区内の潮位観測点で第一波が観測された場合、<ArrivalTime>タグは存在しないため、この場合も空文字を設定。
説明 警報種別:津波予報の失効日時を設定 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Head><ValidDateTime>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型(ISO8601形式(YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00))で表記。時刻は分単位で、秒は常に"00"警報種別が『津波予報』系の場合にのみ設定されます。それ以外の場合は、空文字が設定されます。気象庁発表情報の警報種別が『津波予報』系であるにも関わらず、失効日時が設定されていない場合、サーバ受信時刻から5分後の値が設定されています。
説明 津波の到達区分を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波警報・注意報・予報)内:<Report><Body><Tsunami><Forecast><Item><FirstHeight><Condition>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「ただちに津波来襲と予測」、「津波到達中と予測」、「第一波の到達を確認」のいずれかが設定。備考 津波警報・注意報を解除する場合(予報への切り替え含む)場合、XML電文には<FirstHeight>タグが存在しないため、この場合は空文字を設定。また津波が未到達の場合など、XML電文に<Condition>タグが存在しないため、この場合も空文字を設定。
説明 端末表示用文言 情報定義元 なし 設定値 常に空文字を設定。 備考 利用しない。
注意事項¶
- REST APIで津波速報の最新データ検索(get/search)を呼び出した際、検索レコードのwavetypecodeが津波予報系("71","72","73")の場合、現在時刻がvt値を超過していた場合は、wavetypecodeを"00"、wavetypenameを"津波なし"に変換して応答します。
- REST APIで津波速報の最新データ検索(get/search)を呼び出した際、検索レコードのwavetypecodeが津波解除系("50","60")の場合、現在時刻がupdate_date値から5分以上経過している場合は、wavetypecodeを"00"、wavetypenameを"津波なし"に変換して応答します。
REST APIで取得できるデータ例(JSON)¶
"code": "200", // REST API実行結果コード "message": "success.", // REST API実行結果メッセージ "datalist": [ // REST API取得データ(配列) { "id": "1", // システムで採番されたユニークID "datatypename": "tsunami", // データタイプ名(津波=tsunami) "dataversion": 1, // データバージョン "create_date": "2013-11-18T00:00:00.001+09:00",// システム登録日時 "update_date": "2013-11-18T00:00:00.001+09:00",// システム更新日時 "expire_date": "2013-12-18T00:00:00.001+09:00",// 保存期限日時 // 以下、データタイプ固有パラメータ "areacode": "312", // 津波予報区 "areaname": "東京湾内", // 津波予報区名 "controlstatus": "通常", // 運用種別 "wavetypecode": "51", // 津波警報種別 "wavetypename": "津波警報", // 津波警報種別名 "lastwavetypecode": "62", // (前回)津波警報種別 "lastwavetypename": "津波注意報", // (前回)津波警報種別名 "press_dt": "2013-11-18T00:00:00.001+09:00", // 気象庁発表日時 "headline": "津波警報を切り替えました。\nただちに避難してください。", // ヘッドライン "warningcomment": "ただちに避難してください。\n \n<津波警報>\n津波による被害が発生します。", // 固定付加文 "freeformcomment": "[予想される津波の高さの解説]\n予想される津波が高いほど、より甚大な被害が生じます。", // 自由付加文 "height": "3m", // 津波の高さ予測値 "at": "2013-11-18T00:15:00.001+09:00", // 津波到達予測日時 "vt": "", // 津波予報の失効日時 "arrived": "第1波の到達を確認", // 津波到達区分 "termmsg": "" // 端末表示文言 }, { "id": "3", // システムで採番されたユニークID "datatypename": "tsunami", // データタイプ名(津波=tsunami) "dataversion": 1, // データバージョン "create_date": "2013-11-18 00:01:00.001+09:00",// システム登録日時 "update_date": "2013-11-18 00:01:00.001+09:00",// システム更新日時 "expire_date": "2013-12-18 00:01:00.001+09:00",// 保存期限日時 // 以下、データタイプ固有パラメータ "areacode": "330", // 津波予報区 "areaname": "相模湾", // 津波予報区名 "controlstatus": "通常", // 運用種別 "wavetypecode": "51", // 津波警報種別 "wavetypename": "津波警報", // 津波警報種別名 "lastwavetypecode": "62", // (前回)津波警報種別 "lastwavetypename": "津波注意報", // (前回)津波警報種別名 "press_dt": "2013-11-18 00:01:00.001+09:00", // 気象庁発表日時 "headline": "津波警報を切り替えました。\nただちに避難してください。", // ヘッドライン "warningcomment": "ただちに避難してください。\n \n<津波警報>\n津波による被害が発生します。", // 固定付加文 "freeformcomment": "[予想される津波の高さの解説]\n予想される津波が高いほど、より甚大な被害が生じます。", // 自由付加文 "height": "3m", // 津波の高さ予測値 "at": "2013-11-18 00:15:00.001+09:00", // 津波到達予測日時 "vt": "", // 津波予報の失効日時 "arrived": "第1波の到達を確認", // 津波到達区分 "termmsg": "" // 端末表示文言 }, (略) ]