津波情報(沖合の津波観測に関する情報)通知メッセージ(バージョン1)¶
パラメータ一覧表¶
セクション パラメータ タイプ 設定値 意味 ユニーク 備考 details Array(要素はHash) 以下のパラメータを設定 メッセージの詳細情報設定セクション 津波情報が設定されます。 id Number アプリ定義値 履歴データユニークID 詳細は こちらのページ を参照ください。 createid Number アプリ定義値 最新データユニークID 詳細は こちらのページ を参照ください。 datatypename String jmatsunami_offshore 固定 データタイプ名 詳細は こちらのページ を参照ください。 dataversion Number 1 固定 データバージョン 詳細は こちらのページ を参照ください。 create_date String ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmmm+HH:MM) データ登録日時 詳細は こちらのページ を参照ください。 update_date String ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmmm+HH:MM) データ最終更新日時 詳細は こちらのページ を参照ください。 expire_date String 空文字 データ保持期限日時 詳細は こちらのページ を参照ください。 xmlid String 【YYYYMMDDhhmmSS】-【XML電文データハッシュ値】 気象庁XML電文ごとに割り振るユニークID YYYYMMDDhhmmSS値は、電文発信時刻(send_datetime値(UTC))から算出。XML電文データは、気象庁から配信されるデータ内の気象バイナリデータ本文(XMLのgzip圧縮データ)を指す。typecode String 気象庁定義値"VTSE52" 固定データ種類コード VTSE52は津波情報:沖合の津波観測に関する情報を示す controlstatus String 気象庁定義値"通常", "訓練", "試験"運用種別 controlstatuscode String "0", "1", "2" 運用種別をコード化した情報 複合キー 0 - 通常1 - 訓練2 - 試験「stationcode」との組み合わせで一意なレコードとなる。infotype String 気象庁定義値"発表", "訂正", "取消"情報形態 infotypecode String "1", "2", "3" 情報形態をコード化した情報 1 - 発表2 - 訂正3 - 取消title String XML電文記載値 標題 headline String XML電文記載値 見出し文 eventid String XML電文記載値 観測した津波に関連する地震の識別番号 serial String XML電文記載値(1~) 情報の発表番号 stationcode String XML電文記載値 津波を観測した潮位観測所のコード 複合キー コード定義は パラメータ詳細 を参照「controlstatuscode」との組み合わせで一意なレコードとなる。stationname String XML電文記載値 津波を観測した潮位観測所名称 名称定義は パラメータ詳細 を参照 sensor String XML電文記載値 潮位観測所の特殊観測機器名称 is_firstobserve String "0", "1" 沖合での津波の第一波識別区分 0 - 第一波識別不能1 - 第一波識別ありarrivaltime String XML電文記載値空文字 またはISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00(JST表記))観測した津波の第一波到達時刻 第一波識別不能時は空文字 polarity String "0", "1", "2" 観測した津波の第一波極性(押し波引き波) 0 - なし(第一波識別不能)1 - 押し波2 - 引き波height String XML電文記載値 これまで観測した津波の最大波の高さ 単位はm観測補足情報(supplementation)が微弱(=1)または観測中(=2)の場合は、空文字supplementation String "0", "1", "2", "3" 観測した津波の補足情報 0 - 補足情報なし1 - 微弱:観測されたこれまでの最大波が非常に小さい2 - 観測中:観測されたこれまでの最大波の高さが予想される高さに比べて十分小さい3 - 重要:最大波の高さが大津波警報の基準を超えているobservetime String XML電文記載値空文字 またはISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:SS+09:00(JST表記))津波の最大高を観測した時刻 height_desc String XML電文記載値 これまで観測した津波の最大波の高さの文字列表現 heightを文字列で表現。(例:3m)潮位観測所での測定範囲を超えた場合、「~以上」を付与して表現。(例:5.5m以上)waterlevel String "0", "1" 水位遷移情報 0 - なし1 - 水位上昇中additionalinfo String XML電文記載値 津波情報に関する追加情報 warningcomment String XML電文記載値 津波情報の固有付加文 freeformcomment String XML電文記載値 津波情報の自由付加文 send_datetime String XML電文記載値ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:SSZ(UTC表記))発信時刻 report_datetime String XML電文記載値ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:00+09:00(JST表記))発表時刻 時刻は分単位で刻み、秒は常に00が設定 target_datetime String XML電文記載値ISO8601形式(例:YYYY-MM-DDTHH:mm:00+09:00(JST表記))観測状況確定時刻 editorial_office String XML電文記載値 実際に発表作業を行った官署名 publishing_office String XML電文記載値 業務的に発表した官署名 officecode String XML電文記載値 発信官署コード
パラメータ詳細¶
説明 気象庁配信電文(XML)ごとのユニークな値を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁のXML電文の発信時刻(send_datetime値)とXML電文のハッシュ値(SHA256)を利用し、【YYYYMMDDHHmmSS】+ 【XML電文ハッシュ値】を設定。 備考 XML電文の発信時刻(send_datetime値)はUTC表記同一気象庁XML電文で登録された情報を取得する際などの利用を想定。
説明 XML電文のデータ種類コードを設定。 情報定義元 気象庁通知電文ヘッダ: XML電文のデータ種類コード値部 設定値 津波情報(沖合の津波観測に関する情報)では、『VTSE52』固定 備考
説明 発表された津波観測情報の運用種別を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Control><Status>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「通常」、「訓練」、「試験」のいずれかが設定。備考 通常報について- 気象庁が観測機で津波を感知し、発表を行う津波情報が元の情報の場合、controlstatusを「通常」で設定します。訓練報について- 気象庁が不定期で訓練報を通知することがあり、この場合controlstatusを「訓練」で設定します。- 訓練報の扱いは、利用者毎の定義となります。試験報について- 気象庁が不定期で試験報を通知することがあり、この場合controlstatusを「試験」で設定します。- 上述以外に、端末設置時などで地震情報の受信が行えるかの試験を行う場合、controlstatusを「試験」で設定することがあります。- 試験報の扱いは、利用者毎の定義となります。
説明 controlstatusをコード化した文字列を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 controlstatus値により下表の条件で設定。 備考
運用種別: controlstatus 運用種別コード: controlstatuscode 通常 0 訓練 1 試験 2
説明 発表された津波観測情報の情報形態を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><InfoType>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。情報定義元は、「発表」、「訂正」、「取消」のいずれかが設定。備考 「訂正」は、現在気象庁で運用していないため設定されない。(定義のみあり)
説明 infotypeをコード化した文字列を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 infotype値により下表の条件で設定。 備考
情報形態: infotype 情報形態コード: infotypecode 発表 1 訂正 2 取消 3
説明 情報の標題を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><Title>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 見出し文を自由文形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><Headline><Text>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 観測した津波に関連する地震を識別する番号を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><EventID>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 地震識別番号は、特定の地震を識別するために気象庁のシステムが割り振る14桁の半角数字表記の番号。関連する地震が複数ある場合は、半角スペース区切りで全て設定。
説明 情報の発表番号を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><Serial>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 津波情報の発表時には1を設定し、以降、全解除に至るまで更新時に値を1加算。
説明 沖合で津波を観測した潮位観測所コード値を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><Code>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』内の「地震火山関連コード表.xls」の潮位観測点コード表シート(35)の定義を参照。
説明 沖合で津波を観測した潮位観測所名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><Name>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 上記サイトのコード管理表及び個別コード表の『個別コード表[zip形式]』内の「地震火山関連コード表.xls」の潮位観測点コード表シート(35)1の定義を参照。
説明 潮位観測所の特殊観測機器名称を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><Sensor>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 「水圧計」か「GPS波浪計」のいずれかが設定されるが、今後気象庁で取り扱う特殊機器が増える可能性がある。
説明 津波の第一波の識別可否区分を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><FirstHeight>タグ内の値を基に、以下の条件で値を設定。<Condition>タグが存在する場合は、「第一波識別不能」として0を設定。<Condition>タグが存在しない場合は、「第一波識別あり」として1を設定。備考 津波の最大波を観測したが第一波を観測できなかった場合、XML電文に<Condition>タグが発生し「第一波識別不能」が設定される。
説明 観測した津波の第一波到達時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><FirstHeight><ArrivalTime>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 潮位観測所情報(<Station>タグ内)が第一波識別不能の場合、潮位観測所情報に<ArrivalTime>タグは存在しないため、この場合に空文字を設定。
説明 観測した津波の第一波の極性(押し波・引き波)を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><FirstHeight>タグ内の値を基に、以下の条件で値を設定。<Initial>タグが存在しない場合は、「極性なし(第一波識別不能)」として0を設定。<Initial>タグ値が「押し」の場合は、「押し波」として1を設定。<Initial>タグ値が「引き」の場合は、「引き波」として2を設定。備考 潮位観測所情報(<Station>タグ内)が第一波識別不能の場合、潮位観測情報に<Initial>タグは存在しない。
説明 観測したこれまでの最大波について、観測した津波の高さを設定。(単位はメートル) 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定 備考 津波注意報の沿岸地域(警報・注意報を解除した予報区も含む)に対して推定される津波の高さが非常に小さい場合(suppelementation=1:微弱)や津波警報以上の沿岸地域に対して推定される津波の高さが、予想される高さに比べて十分小さい場合(suppelementation=2:観測中)の場合に、空文字を設定。潮位観測所での測定範囲を超えた場合、本パラメータには測定最大値が設定され、height_desc(津波の高さ(文字列表現))で「~以上」と表現する。
説明 観測した、または観測中の津波についての補足情報を設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight>タグ内の値を基に、以下の条件で値を設定。<Condition>タグが存在しない場合は、「補足情報なし」として0を設定。<Condition>タグ値が「微弱」の場合は、1を設定。<Condition>タグ値が「観測中」の場合は、2を設定。<Condition>タグ値が「重要」の場合は、3を設定。備考 微弱: 観測されたこれまでの最大波が非常に小さい観測中: 観測されたこれまでの最大波の高さが予想される高さに比べて十分小さい重要: 最大波の高さが大津波警報の基準を超え、追加あるいは更新された
説明 観測したこれまでの最大波の観測時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight><DateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定 備考
説明 観測したこれまでの最大波について、観測した津波の高さを文字列表現で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグのdescription属性 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 津波注意報の沿岸地域(警報・注意報を解除した予報区も含む)に対して推定される津波の高さが非常に小さい場合(suppelementation=1:微弱)や津波警報以上の沿岸地域に対して推定される津波の高さが、予想される高さに比べて十分小さい場合(suppelementation=2:観測中)の場合に、heightと同様に空文字を設定。最大波の高さが潮位観測所での測定範囲を超える場合、「~以上」が付与された表現となる。(例:5.5m以上)
説明 水位状態が上昇傾向にあるかを設定。 情報定義元 気象庁XML電文データを基にアプリケーションで独自定義 設定値 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Tsunami><Observation><Item><Station><MaxHeight><jmx_eb:TsunamiHeight>タグ内の値を基に、以下の条件で値を設定する。condition属性が存在しない場合は、「水位上昇傾向なし」として0を設定。condition属性が存在する場合は、「水位上昇中」として1を設定。備考
説明 追加的な情報を自由文形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Text>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Text>タグが存在しない場合、空文字を設定。情報形態(infotype)が取消の場合、情報の概要を設定。
説明 付加的な情報を固定付加文の形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Comments><WarningComment><Text>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Comments><WarningComment><Text>タグが存在しない場合、または情報形態が取消の場合、空文字を設定。
説明 その他の付加的な情報を自由付加文の形式で設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Body><Comments><FreeFormComment>タグ 設定値 空文字、または情報定義元の値をそのまま設定。 備考 <Comments><FreeFormComment>タグが存在しない場合、または情報形態が取消の場合、空文字を設定。
説明 気象庁システムからの発信時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Control><DateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 UTC表記のDateTime型
説明 発表官署が沖合津波観測情報を発表した時刻を設定 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><ReportDateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型時刻は分単位で、秒は常に"00"
説明 津波の観測状況を確定した時刻を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Head><TargetDateTime>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考 JST表記のDateTime型時刻は分単位で、秒は常に"00"
説明 実際に発表作業を行った官署名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Control><EditorialOffice>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 業務的に発表した官署名を設定。 情報定義元 気象庁XML電文(津波情報: 沖合の津波観測に関する情報)内:<Report><Control><PublishingOffice>タグ 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。 備考
説明 電文の発信を行った官署コード値を設定。 情報定義元 気象庁通知電文ヘッダ: 発信官署コード値部 設定値 情報定義元の値をそのまま設定。設定されるコード値とそれに対応する官署名を下表に示す。備考
発信官署コード(英字発信官署名) 気象官署名 RJTD 気象庁本庁 JPOS 大阪管区気象台
注意事項¶
地震識別番号について
地震識別番号はある特定の地震を識別するために気象庁が割り当てる番号であり、いったん割り当てられた地震識別番号は、その後の関連する電文の配信に際して一貫して利用されます。 このため、津波情報に含まれる地震識別番号をキーとして、発生原因となった地震情報を取得することが基本的には可能となりますが、 システム障害発生などにより発信官署が異なる場合や、複数地震が連続して発生した場合などには、 同一地震であっても地震識別番号が一貫しない場合があります。
複数地震による津波情報の取り扱いについて
津波情報は発生原因となる地震が単一・複数に関わらず、発表から全解除まで1つの情報として取り扱われます。 例えば、日本海を震源とする地震により津波が発生、また太平洋を震源とする地震により津波が発生した場合、これらの津波情報は独立した情報としては発表されず、複合した情報として発表されます。 津波情報が単一地震から複数地震による情報となった場合、地震識別番号(eventid)には各地震の地震識別番号を半角スペース区切りで複数設定し、 それぞれの地震による津波の潮位観測所情報が気象庁発表の電文に含まれています。 また情報番号(serial)は単一地震の情報の値から継続してインクリメントされます。 津波情報が複数地震から単一地震による情報となった場合、地震識別番号(eventid)から対象地震の地震識別番号が除外され、また情報番号(serial)は複数地震の情報の値から継続してインクリメントされます。
WebSocket APIから通知されるメッセージ例¶
"version": { // バージョン情報(全パラメータ必須) "common_version": "1", // [common]区のバージョンが指定 "details_version": "1" // [details]区のバージョンが指定 }, "common": { // 共通情報(全パラメータ必須) "datatype": "jmatsunami_offshore", // 通知メッセージ種別 "msgid": "eq_jmatsunami_offshore_20151005100000000000", // メッセージID "sendid": "server1", // 発信元ID "senddatetime": "2015-10-05 15:27:15+0900" // 発信時刻 }, "details": [ // メッセージ詳細(全パラメータ必須) { "id": 2151796, // 履歴データID "createid": 218312, // 最新データID "datatypename": "jmatsunami_offshore", // データタイ名 "dataversion": 1, // データバージョン "create_date": "2015-09-11T03:46:11.96+09:00", // データ登録日時 "update_date": "2015-10-05T15:30:09.23+09:00", // データ更新日時 "expire_date": "", // データ保持期限日時 "xmlid": "20151005092652-ee24c69fd7c03b88131e39ec02b2e08ffe9f5e26af760587b584bd21ea986eb6", // XML電文ID "typecode": "VTSE52", // データ種類コード "controlstatus": "通常", // 運用種別 "controlstatuscode": "0", // 運用種別コード "infotype": "発表", // 情報形態 "infotypecode": "1", // 情報形態コード "title": "沖合の津波観測に関する情報", // 標題 "headline": "高い津波を沖合で観測しました。", // 見出し文 "eventid": "20151005152340", // 地震識別情報 "serial": "2", // 情報番号 "stationcode": "20190", // 潮位観測所コード "stationname": "青森八戸沖", // 潮位観測所名 "sensor": "GPS波浪計", // 特殊計測機器名称 "is_firstobserve": "1", // 第一波識別区分 "arrivaltime": "2015-10-05T15:26:00+09:00", // 第一波到達時刻 "polarity": "1", // 第一波極性 "height": "1.0", // 観測最大高 "supplementation": "0", // 観測補足情報 "observetime": "2015-10-05T15:27:00+09:00", // 最大波観測時刻 "height_desc": "1.0m", // 最大高(文字列表現) "waterlevel": "0", // 水位遷移情報 "additionalinfo": "", // 追加情報 "warningcomment": "沖合での観測値であり、沿岸では津波はさらに高くなります。", // 固定付加文 "freeformcomment": "", // 自由付加文 "send_datetime": "2015-10-05T09:30:02Z", // 発信時刻 "report_datetime": "2015-10-05T15:30:00+09:00", // 発表時刻 "target_datetime": "2015-10-05T15:29:00+09:00", // 確定時刻 "editorial_office": "大阪管区気象台", // 編集官署名 "publishing_office": "気象庁", // 発表官署名 "officecode": "RJTD" // 発信官署コード }, { "id": 2151797, // 履歴データID "createid": 218313, // 最新データID "datatypename": "jmatsunami_offshore", // データタイ名 "dataversion": 1, // データバージョン "create_date": "2015-09-11T03:46:11.96+09:00", // データ登録日時 "update_date": "2015-10-05T15:30:09.23+09:00", // データ更新日時 "expire_date": "", // データ保持期限日時 "xmlid": "20151005092652-ee24c69fd7c03b88131e39ec02b2e08ffe9f5e26af760587b584bd21ea986eb6", // XML電文ID "typecode": "VTSE52", // データ種類コード "controlstatus": "通常", // 運用種別 "controlstatuscode": "0", // 運用種別コード "infotype": "発表", // 情報形態 "infotypecode": "1", // 情報形態コード "title": "沖合の津波観測に関する情報", // 標題 "headline": "高い津波を沖合で観測しました。", // 見出し文 "eventid": "20151005152340", // 地震識別情報 "serial": "2", // 情報番号 "stationcode": "21090", // 潮位観測所コード "stationname": "岩手釜石沖", // 潮位観測所名 "sensor": "GPS波浪計", // 特殊計測機器名称 "is_firstobserve": "1", // 第一波識別区分 "arrivaltime": "2015-10-05T15:26:00+09:00", // 第一波到達時刻 "polarity": "1", // 第一波極性 "height": "1.5", // 観測最大高 "supplementation": "0", // 観測補足情報 "observetime": "2015-10-05T15:28:00+09:00", // 最大波観測時刻 "height_desc": "1.5m", // 最大高(文字列表現) "waterlevel": "1", // 水位遷移情報 "additionalinfo": "", // 追加情報 "warningcomment": "沖合での観測値であり、沿岸では津波はさらに高くなります。", // 固定付加文 "freeformcomment": "", // 自由付加文 "send_datetime": "2015-10-05T09:30:02Z", // 発信時刻 "report_datetime": "2015-10-05T15:30:00+09:00", // 発表時刻 "target_datetime": "2015-10-05T15:29:00+09:00", // 確定時刻 "editorial_office": "大阪管区気象台", // 編集官署名 "publishing_office": "気象庁", // 発表官署名 "officecode": "RJTD" // 発信官署コード } ]